ヒラメを狙え!
10月27日(木) 阿字ケ浦近辺 (4:30〜6:15) ヒラメ 1枚(60cm)
アジが釣れているこの時期にヒラメの姿を見るまではと執念(こだわり)で今朝もまた会社出社前に出掛けた。
今日は自分なりの第二のヒラメポイントに久々に出掛けた。
今まではアジが釣れていたので30分位で様子見で竿を上げてアジが死んでいたら取替えていた。
所が最近はアジが釣れなくなって来た。貴重なアジを長持ちさせなければと、
針を小さめ仕掛けの糸も5号から4号に替えた。それも試したくて。
さて、先ずはアジをと・・・所が全く電気浮きは微動だにしない・・・あっち・・・こっち・・・遠投・・・近場・・・全く。
そのうち東の空がぼんやり明るくなって来たではないか。
何じゃ!アジよどうした!海に向かって叫んでも声など届くはずも無い。
だんだん海面がきらきらと夜明けを告げ始めた。あ〜〜あ、今日は無駄足か〜。
と、所がその時電気浮きがズボ〜と沈んだ。アジだ!我慢の限界で貴重なアジが来た。
次のアジをと釣れた場所目掛けて分投げておいて、即泳がせの竿を準備し20cm級のアジを投入。
暫くするもアジは釣れない。そうこうしていると周りが明るくなって来た。
携帯ラジオから6時の時報が流れた。またまたあ〜〜あ、ここにはヒラメはいないのかな〜
あと30分粘るかとタバコに火を付け天を仰いでフ〜と一服した瞬間、
右の耳から(左の耳には携帯ラジオのイヤホン)りりりり〜ン・リリリリ〜ンの鈴の音が。
何じゃ!とヒラメ竿を見ると竿先がビュンビュンビュン・ガキュ〜ンとお辞儀をしそのままの状態で止まった。
来たか!と竿を持上げ確かめると乗っているぞ。
とリールを巻き上げるが、強烈な引き込みでグングングンと潜ろうとしている。
これはいつものマトウダイの引き込みではないぞ。
これは期待していいのか。いやいや未だ姿が見えるまではと頭の中は駆け巡った。
なかなか海面に姿を現さない。リールを巻くが敵も抵抗してなかなか上がって来ない。
糸も4号ここでばらしたら一貫の終わりだと慎重に操った。
そして、ついに海面にふわぁ〜と現れたのは”ヒラメだ〜ヒラメだ〜”と叫んだしまった。
後は上手く玉網に入れる最終段階。
左手で玉網を海面近くに置き、右手の竿で上手く波に乗せて引き寄せ玉網に近づいた瞬間、
ヒラメが暴れて玉網から外れた。やばい!
ヒラメは波に乗って流されたが、何とかこらえ再度波に上手く乗せ玉網目掛けて引き寄せた。
入ったぞ!身柄確保だ!と左手の玉網を持ち上げ、右手の竿を置き両手で玉網を手前に引き寄せ堤防へ。
で〜〜け〜〜え〜〜!と叫んでしまった。
やったぞ〜!ついにやったぞ〜!と海に向かって両手を上げて叫んでしまった。
この喜びは釣り人にしか分からないですね。
針は胃袋まで達していました。余程腹ペコだったのか。
と言うことでアジは無くなったので止めにした。
計測したら60cmでした。
堤防ではなかなか釣れない大きさですね。
まだまだヒラメ狙い目ですがアジがなかなか釣れなくなって来たのが気がかりですね。
ついにやったぜ!執念(こだわり)が実を結ぶ
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