泳がせ釣り
台風18号が昨晩日本海側を通過した。太平洋側は台風一過の秋晴れのすっきりした天気。海は余波で荒れている。
カンパチ釣りにはさほど影響ないだろうと10:00カンパチポイントに到着。
空は真っ青な秋空。何とも気持ち良い。風が未だ強く海の波もチャプン・チャプン。まあやってみるかと。
暫くするといつものおじさんが1人来た。
いきなりおじさん曰く”昨日は41cmのカンパチをゴボウ抜きしたら根元付近から竿が折れたが何とか上げたと”。
先ずはハナダイをと足元垂らしのトリック仕掛けで探る。足元の海は濁りがありかつチャプンチャプン。
これではハナダイもいないかもな~と。
意に反していきなりゴツンゴツンと。上げると成長したハナダイが来た。いるじゃん。でもリリース。
次からは何とサバが次から次と・・・・・
何回かに1回の割合でハナダイが釣れるがややデカイがキープ。(小さいのを待っても釣れない)
ようやく先ずはややデカイが3匹釣れたので泳がせ竿3本を足元垂らす。
ハナダイを少しキープしようと足元垂らすが相変わらずサバばかり。
暫くハナダイ釣りに専念していた時、竿先の鈴の音が。
どれだ~と3本の竿先を見ると真ん中の竿先が海面に突っ込み右方向へ潜って行く。
ロッドキーパーから竿を外しドラグを締めて竿先を持上げるが半端な力では無い。
我慢・我慢と竿を握りしめていたがグングングンとさらに右の竿先真下へ引き込む。
と、その瞬間右の竿先がいきなり海面に潜り込みグングングンとドラグを鳴らしながら潜って行く。
これは何とかせんとあかんと、持っている竿を強引にリールを巻上げ引き寄せる。
敵も負けじと逃げようとさらに潜った瞬間スポ~~~!外れた①
今度は即右の竿を持上げ今度はばらさんぞ~!と慎重にカンパチの動きに合わせて竿を操る。
が、これまた強力に右に走った!駄目だよ~そっちはと力を込めてこらえた瞬間スポ~~~!外れた②
ハナダイがいないので早くハナダイが欲しいと足元垂らす。
相変わらずサバが。・・・・今度は来ましたハナダイ。
ややデカイがしょうがないと足元垂らしを設置した瞬間いきなり竿先が海面に突っ込んだ!
何何何じゃ~!ぶったまげたこと!こんなに早く来るとは。
即竿を持上げるとこれまた強力な引き込みで潜った。
慎重に慎重にと竿を操り手前に手前にとリールを巻き上げる。
そろそろゴボウ抜き態勢にと竿先を持上げた瞬間いきなり潜った!
おっととととと・・・どこへ行くんだ~。待て~!竿先をしならせながらこらえた瞬間スポ~~~!外れた③
またまたハナダイ釣りに専念。
暫くして2匹のハナダイが釣れた。
即2本の竿にハナダイを背掛けで足元3m位まで落とす。
外れたカンパチの大きさはデカイのか?小さいのか?・・・引き込みの力からデカイと見た。
暫くしてまたまた鈴の音が聞こえた。
見ると竿先が海面目掛けてグングングンと引き込んでいる。
今度こそはばらさんぞ~!と竿先を持上げカンパチの動きに合わせて操る。
じっくりと敵が弱るのを待つ。
こちらの言う通りに動きが弱ったのを見計らいゆっくりゴボウ抜きしようとしたが重い。
何じゃ~デカイぞ~。再度ゆっくりゴボウ抜き。竿先は大きく弓なり。何とか堤防へ。良かった!
デカイじゃん。美しいカンパチの姿です。41cmです。
ついに40を越えて来ました。
またまたハナダイを釣らねばと。
今度は運よく直ぐ釣れたので泳がす。
風は有るが日射しが強いので汗ばむ。ここで暫く給水タイム。
すると鈴の音が聞こえた。
来たか~と目をやると竿先が海面目掛けてグングングンと引き込んでいる。
よっしゃ~!と竿先を持上げるがこれまたなかなかの力で下に潜り込んで行く。
我慢我慢と耐える。今度は少し強引に耐える。
手前に引き寄せ一気に竿先を弓なりにしてゴボウ抜き堤防へ。やった~!
今回もデカイぞ~。41cmです。
やっぱりばらした3匹も40オーバーだったかもな~。悔しい~。
再度ハナダイ釣り。
今度も直ぐに釣れたので足元垂らし。
ここでハナダイが3匹釣れたのでキープし時計を見ると12:00なのでパンをかじる。
何とも忙しかったこと。バラシがなかったら5匹だったな~と・・・・
でもまた来るよ~と自分に言い聞かせる。
が・・・次の当たりが無い・・・・・・13:00になっても無言・・・・・14:00になっても無言
ぷっつんと当たりが止まった。
今度は風向きが変わり真向かいから吹き始めた。
何か風も強くなった感じ。竿先はビュンビュンと揺れっぱなし。
これじゃ~駄目だと片付けに入った。
15:00全ての竿を片付け終わる。
早速1匹を刺身。カンパチのコリコリ感触が美味しいです
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